~ おばあちゃん、昔と今じゃ違うんです ~
上尾市に住む知り合いのおばあちゃんが昔良くこんなことを言っていたんです。
「空き巣なんて滅多に遭わないから大丈夫」「家は泥棒に盗られるようなものは何も無いから」って。
そんな理由から、上尾市にある家の玄関ドアはいつも開いており誰でも出入りできる状態。
しかし住宅地で人の目があるとか、いつも誰かが家にいるから狙われないと思っていた
神話はある時脆くも崩れたんです。
それはちょっと買い物に出た平日の真昼間に起きた事件でした。
そのたかが数十分の留守の間に、何と空き巣に入られてしまったのです。
まさか自分が被害者になるなどとは夢にも思っていない驚いた表情が目に浮かびます。
空き巣被害にあうと、大切な品物や金品が盗られる以上に心に大変なショックを覚えます。
自分が安全だと思っていたテリトリーが、見知らぬ誰かに悪意を持って侵入されたという事実が
精神的苦痛を強いるのです。
そこで初めて、玄関ドアや窓に対する防犯対策を日頃から心掛けていればこれは未然に
防げたのではと思ったらしくとりあえず今からでも遅くないという思いから玄関の
ドアの鍵交換をしたのでした。
プロの泥棒は空き巣に入った家の合鍵を作っておいて、また数年経ったらそこへ
戻ってくることもあるそうです。
そうした被害を防ぐためにもこのようなケースでは鍵交換が絶対に必要になります。
それからは何の根拠もない「家は安全だから」と言う発言をすることは無くなりました。
防犯に対しては少し神経質過ぎる位でもいいのかもしれませんね。