~ 年々進化する空き巣の手口にご用心 ~
最近の空き巣は「鍵はピッキングできなければ、壊してしまえばいい」
あるいは「室内のつまみを直接廻すことですぐにドアは開けられる」と
考えるようになったと言われています。
空き巣の手口は、年々技術が進化しているといっても過言ではないでしょう。
そんな世知辛い時代にも対応できる、身近な防犯対策とは一体どんなものがあるのでしょうか。
基本的に、玄関ドアにもう1つ補助錠を取り付けるだけで強度は倍程に強くなると言われています。
それは、見た目からしても「補助錠があると面倒だな」と空き巣に思わせる力があるようです。
時間が命とされる泥棒の心理からすると、補助錠が付いたドアを狙わない傾向が強いとされています。
CPマークを取得している補助錠を設置することで、破壊に対する強度が増し防犯効果が高くなります。
そして、頻繁までとは言いませんが時期を見て、玄関の鍵を交換することも大きな防犯対策と言えます。
家族の多いご家庭では、子供さんが鍵を失くして帰宅することも、近い将来無いとは言えません。
越谷市のあるお宅でも、過去にそんな事件が起きたことがありました。
ある時、娘さんがが学校からの下校途中に鍵を紛失してしまったそうです。
合鍵があったので何の対処もせずにいたところ、数ヶ月経ったある日、
家族が出払っている最中空き巣に入られてしまいました。
その際玄関のドアは壊されていませんでした。
警察曰く「以前娘さんが落としたとされる鍵を拾われた可能性が高いのでは」とのことでした。
子供の行動範囲は極めて狭いです。
鍵を拾った相手に住所を突き止められてしまうことは、そう難しいことではありません。
そんなトラブルが起こった時は、ドアの鍵交換も視野に入れて防犯を第1に考えることが、
大切な防御策の1つではないかと思うのです。