~ 「空き巣に隙を作らない、作らせない」 ~
不況時代のあおりを受け、空き巣などによる犯罪被害は後を絶ちません。
ですが、住民の防犯意識にかける気持ち1つ変えることで空き巣被害を未然に
防ぐことは可能であると言われています。
ふじみ野市のとある町では、町自体が一丸となって空き巣に狙われないように
取り組むようになってから
被害件数がぐっと減ったと地元紙のフリーペーパー誌でも話題になっていました。
どうやら泥棒や空き巣にも好んで狙いたい家があるようです。
そこで今日は、住居選びに役立つちょっと意外な常識をまとめてみようと思います。
まず空き巣が狙いやすい立地として挙げているものに新興住宅街があります。
そこは若い30代世代が集う新しい家が並ぶ場所です。
できたばかりの綺麗な街に空き巣がいたらすぐに分かると思うかも知れませんが、
新興住宅街には夫婦共働きの世帯も多く、日中は人の出入りが極端に少なくなります。
そういった隙間の時間を狙って空き巣は日々侵入を狙っているようです。
そして二世帯住宅も意外と被害に遭っているのです。
家族が多いことで芽生える安心感が、逆に防犯対策を手薄にしてしまうのが理由に
挙げられます。誰かがいるから施錠しなくても大丈夫、物音がしても子供が隣の部屋に
いるのかなと不審感を抱かずに過ごしてしまいます。
ですが、実際には隣室に空き巣が侵入していたというケースは決して珍しくはありません。
このように、防犯は大丈夫であろうと言う場所ほど空き巣からすると侵入しやすかったり
するそうです。対処するにはこちらにも準備が必要という訳ですね。
基本的な所では玄関ドアをセキュリティの高いものに鍵交換したり、補助錠を付けることで
空き巣に隙を作らない防止策があります。空き巣はドアを見ただけで解錠に何分かかるか
計算しますので、見た目で時間がかかりそうな鍵をつけておくということは
とても効果的だと言えるでしょう。
皆さんも空き巣に狙われない視覚効果してみませんか。