~ 空き巣に狙われにくい住まいにしよう ~
空き巣に狙われやすい時間帯と言うものがあるって知っていますか。
警察庁の資料によりますと、空き巣の被害は深夜2時から4時頃までに集中しているそうです。
世の中が寝静まっているとされるこの時間帯は、人目も少ないので泥棒としては安心して
犯行に及べるようです。
深夜以外の時間では、日中買い物などに出かける人が多い午後2時から4時頃までの被害が
多いそうです。一般家庭の主婦層の買い物に行くとされる時間は、お昼過ぎから夕方に
多いと言われています。確かに以前住んでいた三郷市の商店街でも、平日昼間は買い物をする
主婦でいつも賑わっていたことを思い出した次第です。
その他の時間帯では、会社員や学生が出かけた後の朝9時頃に発生率が高くなることも分かっています。
朝はゴミ出しや家族を駅への送迎など、バタバタと動いている時間帯ですね。
それは、短時間の留守には鍵をしないで出かける人が多いことを知っている空き巣が
狙いやすい隙間の時間だと言われています。
ちなみに空き巣は、誰かに目撃されても不信感を抱かせず自然に侵入したいという心理から、
玄関ドアからの侵入を好むそうです。そういったことから、鍵をかけ忘れている家や短時間で
ピッキングしやすい家を探す理由にもなっているようです。
「ほんの数分だから大丈夫」との考えは、時に命取りになる危険性があります。
子供の送迎えに朝のゴミ出し、ちょっとそこのコンビニまでも気を緩めることなくしっかりと
施錠することを心がけましょう。
また、セキュリティ性の高い鍵や二重ロックにすることで空き巣に狙われにくい家にすることも
重要な課題です。ある程度経年劣化した鍵などは急に壊れることもありますので、そうなる前に
鍵交換を検討することも必要だと言えるでしょう。
まずは空き巣にそっぽを向かれるような隙のない家作りを始めてみませんか。